他者を思いやるJCカップU-11少年少女サッカー新潟ブロック予選大会の企画・実施 事業報告並びに決算()について

審議

 

 

ファイル名

:

724-21F-0825S

事業名

:

他者を思いやるJCカップU-11少年少女サッカー新潟ブロック予選大会

職務分掌

:

724-21

:

他者を思いやるJCカップU-11少年少女サッカーブロック予選大会の企画・実施

【ブロ連】

グループ名

:

公益社団法人日本青年会議所

北陸信越地区新潟ブロック協議会

:

会議・委員会・地区名

:

Next Generation委員会

担当副会頭・専務理事

:

本田 進平

:

議長・委員長名

:

井上 慎太郎

担当常任理事

:

杵渕 基成

:

文書作成者役職・氏名

:

副委員長 高橋 良輔

議案上程日

:

2025727

:

確認日

:

2025727

事業要項(報告)

 

1.運動で目指す理想の未来

勝負の勝ち負け以上に他者を思いやる気持ちがもてる、心豊かな人財を育成するスポーツ大会として、地域で必要とされる大会となることを目指します。また、多様性を理解し、互いの違いを尊重することで、共生社会の実現を目指します。

2.実施に至る背景

小学校高学年期の子供たちは、成長の個人差が顕著になり、自己肯定感が芽生える一方で、他者との比較による自尊心の低下や劣等感を抱きやすいという心理的特徴があります。また、現代社会では、多様性が進み、異なる価値観や背景を持つ人々が共存する環境が広がっています。このような社会的状況の中で、自他を尊重し、協力する前向きな姿勢を育むことが今後の共生社会の基盤として求められています。

(参考資料4:背景根拠(高学年期の課題共生社会

3.目的

新潟の未来を担う子供たちに、自他の尊重の意識や他者への思いやりの心を育み、共生社会の形成に寄与することを目的とします。

4.ブランド戦略

継続事業として実施してきたJCカップ U-11ですが、会員減少が危惧される中で、長期的に継続ができるよう、協賛金等で運営ができる仕組みを整えていく必要があります。今年度は、近い将来協賛金を募れるよう、大会としての価値を高めるために、各LOMと連携し広報活動を行い、推薦チームを多く募ります。新潟県各地のチームが参加することで、多くの選手や保護者、地域の方々に開催意義を含めた周知を行います。

(参考資料23ブランド戦略シート

5.連携した外部/内部

パートナー種別(結果)

内部:【主催】

・新潟ブロック協議会2025年度役員16

・新潟ブロック協議会 各LOM理事長21名及び専務理事21

Next Generation委員会メンバー(運営)

 

外部:【協力】

・特定非営利活動法人新潟スポーツコミュニティ 新潟聖籠スポーツセンターアルビレッジ 様(大会運営)

・石田 太志 様(開会式パフォーマンス、アトラクション)

・新潟県ブラインドサッカー協会 様(メインアトラクション)

・新潟style 様(開会式パフォーマンス、アトラクション)

・一般社団法人新潟県サッカー協会 様(出場チーム募集)

・オンド株式会社 様(プレスリリース)

・株式会社ingrow 様(参加賞、昼食)

 

パートナー種別

特になし

6.実施日と実施前後のスケジュール(結果)

■実施日

2025 6 7()

受付                      8:00 8:30

開会式         8:30 9:00

アトラクション     9:0016:00

試合                    10:0016:30

表彰式、開会式     16:3516:55

 

■実施前後のスケジュール

いつ

どこで

なにを

1 8()

新潟

1Next Generation委員会

114()

一般社団法人

新潟県サッカー協会

・打ち合わせ(他大会スケジュールの確認)

現段階では、2025年度の日程がまだ確定していない。公式的日程は2月中旬に確定するとのこと。

2 7()

公益社団法人

日本青年会議所

北陸信越地区

・打ち合わせ(今年度の変更点)

215()

一般社団法人

新潟県サッカー協会

・打ち合わせ(他大会スケジュールの確認)

熱中症対策の関係で、今年度は公式大会が78月は行えないため、6月に大会が集中しており日程が限られるとのこと。また、同日に公式戦が開催されるため、審判の派遣は難しいとのこと。

217()

株式会社グランセナフットボールクラブ

・打ち合わせ(会場)

昨年も使用したため、会場として仮押さえが可能か確認をしたところ、大会予定があり使用不可。

218()

新潟聖籠

スポーツセンター

アルビレッジ

・打ち合わせ(会場)

日程の空いている日を確認。予約は行えるとのことで、67日で確定。

219()

三井住友海上火災保険株式会社

・打ち合わせ(保険内容)

昨年度と同じ内容で良いか確認を行った。

220()

新潟県ブラインドサッカー協会

・打ち合わせ(アトラクション)

派遣できる人数は現段階では不明だが、45人派遣したいと考えている。

221()

新潟style

・打ち合わせ(アトラクション)

パナの体験ブースを行っていただくことを承諾。

221()

オンド株式会社

・打ち合わせ(プレスリリース)

プレスリリース先を選定。

221(金)

JOYTAS株式会社

・打ち合わせ(各種賞品)

昨年と同様ぐらいのものを選定。

222()

株式会社アルビレックス新潟

・打ち合わせ(選手派遣)

大会の勝ち進み状況にもよるため、他の選手や元選手などが参加できるか確認。

227()

にいがた北

2Next Generation委員会

311(火)

白根

3Next Generation委員会

320()

株式会社アルビレックス新潟

・打ち合わせ

ルヴァンカップ移動日と日程が被っているため選手や元プロ選手も難しいと連絡あり。

321()

富士印刷株式会社

・打ち合わせ(印刷物)

昨年からの変更点等を確認。

322()

石田太志様

・打ち合わせ(アトラクション)

開会式のパフォーマンスや体験ブースについての打ち合わせ。承諾していただく。

416()

新発田

4Next Generation委員会

422()

 

LOM推薦チーム募集開始

発送先 :新潟ブロック協議会所属LOM

発送方法:Mail

発送内容:案内文(LOM推薦)

              LOM推薦チーム募集文(LOM)

          JCカップ大会趣旨

グッドルーザー動画

          チラシ

          エントリーシート

新潟県内サッカーチーム一覧

アトラクションについ

423()

一般社団法人

新潟県サッカー協会

一般参加チーム募集依頼

423()

 

プレスリリース配信

423()

富士印刷株式会社

横断幕発注

423()

 

一般参加チーム募集開始

発送先 :県内少年サッカーチーム

発送方法:Mail

発送内容:案内文(一般公募)

          JCカップ大会趣旨

グッドルーザー動画

          チラシ

          エントリーシート

          アトラクションについて

57()

 

JCカップ動員案内文配信

発送先 :新潟ブロック協議会所属LOM

発送方法:Mail

発送内容:案内文(LOM動員)

              チラシ

         グッドルーザー動画

         アトラクションについて

5 9()

新潟

5Next Generation委員会

515日(木)

 

LOM推薦チーム募集締切

一般参加チーム募集締切

516日(金)

新潟

組み合わせ抽選会

516日(金)

 

参加チーム確定

出場当落連絡

発送先 :大会申し込みチーム

発送方法:Mail

発送内容:大会出場内定チーム送付文

大会落選チーム送付文

519()

JOYTAS株式会社

発注

優勝カップ

トロフィー

メダル

  楯

※出場申し込みが16チームに達した時点で発注を行うため、前倒しになる可能性有。

521()

 

プレスリリース再配信予備日

523()

富士印刷株式会社

発注

掲示用組み合わせ表

会場案内用ふんどし

大会要項

スターティングメンバー表

応援サポーター記入シート

選手用アンケート

次第

その他各種対内向け印刷物

523()

 

出場内定チームに大会資料送付連絡

発送方法:Mail

発送内容:大会資料送付文

大会要項

              次第

グリーンカード動画

526()

 

LOM向け大会要項データ配信

発送先 :新潟ブロック協議会所属LOM

発送方法:Mail

発送内容:大会要項データ配信送付文

             大会要項

        次第

6 6()

RENTALL新潟

キックターゲットレンタル

6 6()

Web

最終確認会議

6 7()

アルビレッジ

北陸信越地区新潟予選大会

6 9日(月)

RENTALL新潟

キックターゲット返却

616()

 

・外部協力御礼発送

発送先   :各協力先

発送方法:Mail

発送内容:各種御礼

616()

 

・大会出場御礼発送

発送先   :出場チーム

発送方法:Mail

発送内容:出場チーム用御礼

         送付用写真

         応援サポーター記入シート抜粋

713()

ユートピアくびき

北陸信越地区予選大会

81()

財政局

報告書審議上程

88()

役員会議

報告書審議上程

822()

会員会議所

報告書審議上程

913()

J-GREEN

全国大会1日目

914()

J-GREEN

全国大会2日目

927()

テラスポ鶴舞

世界大会1日目

928()

テラスポ鶴舞

世界大会2日目

7.実施場所(結果)

新潟聖籠スポーツセンター アルビレッジ

957-0101 新潟県北蒲原郡聖籠町東港5-1923-12

TEL:025-257-5822/FAX:025-257-5833

8.事業内容 (結果報告)

【本年度の特徴】

@2025年度新潟県予選大会テーマ

思いやりと成長 〜グッドルーザー精神で共に育む〜

大会名:MJS presents JC カップ

(参考資料5:日本青年会議所2025年度大会テーマ

 

Aグッドルーザー精神の育成

試合において、勝敗に関係なく相手をたたえ、敬うことができる豊かな心と社会性を持った、地域の未来を担う人財を育成します。また、フェアプレーや他者への思いやりといったポジティブな行動を促進するため、グリーンカードを活用します。さらに、グッドルーザー賞を授与することで、勝敗にとらわれず、プレイヤーの積極的な行動を評価し、励ますとともに、支え合いの精神を根付かせるための土壌づくりを目指します。

(参考資料7:グッドルーザーの精神

(参考資料22:グリーンカード制度の積極的導入に関して

 

B応援サポーター制度導入

各チームにNext Generation委員会のメンバーが1名ずつ付き、試合中に見過ごされがちな自然な行動を報告し、称賛することで、子供たちの自己肯定感を育むことを目指します。また、ピッチ内外で見落とされがちな思いやりのある行動については、応援サポーターがグリーンカードを提示することで評価し、称賛の意を示します。

(審議対象資料6:応援サポーター記入シート

 

C共生社会の実現

ブラインドサッカー協会のご協力により、メインアトラクションとして、ブラインドサッカー体験を実施いたします。大会に参加する全チームに体験会への参加を義務付けることで、障がいのある方々への理解を深める機会を提供します。勝敗にかかわらずフェアプレーを心がけ、競技者同士がお互いをリスペクトしあうグッドルーザーの精神を育むことを目指します。また、参加賞として、地域の就労支援B型事業所が製造した洋菓子を配布します。この活動を通して、子供たちに相手への思いやりの大切さを教え、共生社会の実現を目指すとともに、競争を通じて成長する中での敗北を受け入れ、そこから学ぶ力を伝えます。さらに、パラリンピックへの関心を喚起し、未来の夢を育むきっかけを作ります。

(審議対象資料7:アトラクションについて

(参考資料8:ブラインドサッカーの基礎知識について

(参考資料13:株式会社ingrow様法人概要

 

Dアトラクションの充実

本年はアトラクションをさらに充実させるため、フットバッグ体験、ストリートサッカー(パナ)体験、キックターゲットを新たに導入します。

・フットバッグ体験、パフォーマンス

世界大会で優勝経験を持つ石田太志様をお招きし、体験会を実施します。また、開会式では石田様によるパフォーマンスも披露していただきます。

・ストリートサッカー体験

サッカーには多様な種類があることを理解してもらうため、新潟style様のご協力を得て体験会を実施します。サッカー経験の有無を問わず、大人から子供まで楽しめる内容で、選手のご家族や兄弟も気軽にご参加いただける場となります。

・キックターゲット

「楽しい」「できた」という成功体験を通じて、夢や希望に向かって前向きに挑戦する気持ちを育みます。また、挑戦者を応援する選手たちも、その場の感動を共に共有することで、思いやりの心を育む貴重な機会となります。

(審議対象資料7:アトラクションについて

(参考資料24:新潟style様団体概要

(参考資料25:石田太志様プロフィール

(参考資料26:フットバッグの基礎知識

(参考資料27:フリースタイルフットボール及びパナ(ストリートサッカー)の基礎知識

 

【新潟県予選大会開催概要】

主催

公益社団法人 日本青年会議所 北陸信越地区 新潟ブロック協議会

開催日

2024 6 7()

開催場所

新潟聖籠スポーツセンター アルビレッジ

957-0101 新潟県北蒲原郡聖籠町東港5-1923-12

参加資格

11歳以下の男女児童(小学5年生を中心)

参加チーム数

16チーム

募集方法

LOMによる推薦及び県内少年サッカーチーム向けに案内文やアトラクション内容、チラシ、エントリーシート、グッドルーザー動画リンクをMailで配信します。

開催方法

8人制サッカー(トーナメント方式)

 

【大会スケジュール】

時間

内容

 7:00 8:00

会場設営

 8:00 8:30

受付

 8:30 9:00

開会式(趣旨説明、パフォーマンス)

 9:00 16:00

アトラクション

10:0016:30

試合

16:3516:55

表彰式、閉会式、アンケート回収、記念撮影

17:00

閉会

 

【事前取材】

参加チームには、大会前の練習日に青年会議所のメンバーが訪問し、グッドルーザーやグリーンカードについての動画を視聴していただく機会を設けます。また、大会要項に掲載する写真の撮影も行います。事前にグッドルーザー精神やグッドルーザー賞について説明することで、選手の皆様が大会の趣旨をより深く理解し、大会当日はフェアプレーや他者への思いやりといったポジティブな行動が促進されることを期待しています。

 

【受付・開会式】

受付時に大会要項誌やアンケート、スターティングメンバー表などの資料を配布します。開会式では、事前配信動画だけでなく、趣旨説明でグッドルーザーに触れることで子供たちが思いやりをもって、大会に参加することができるように努めます。また、石田太志様にフットバッグのパフォーマンスをしていただき、試合へのモチベーションを上げられるように務めます。

 

【アトラクション】

本年はアトラクションを充実させることで、子供だけでなく保護者の参加も促進し、より多くの方に大会を知っていただく契機とし、大会の価値を高めます。また、アトラクションを通じて、多様性を受け入れ、互いの違いを理解し、尊重する気持ちを育みます。

■ブラインドサッカー体験(メインアトラクション)

体験時間 9:0016:00

場所 フットサルコート

大会に参加されるチームは体験会への参加を義務とします。ブラインドサッカーを体験することで、障がいのある方への理解を深め、他者への共感や思いやりの大切さを学んでもらい、多様性の重要性や共生の意識を高めます。また、子供たちがパラリンピックに興味を持つ契機とします。

ブラインドサッカー体験は体験人数の制限があるため、参加チームの選手数に応じて、体験回数を変更します。また、体験会のスケジュールを各チーム担当の応援サポーターが把握し、体験開始時間前に会場に誘導します。

■フットバッグ体験

体験時間 9:0016:00

場所 フットサルコート前

世界大会で優勝経験を持つ石田太志様をお招きし、参加者にフットバッグの技術や楽しさを直接体験していただきます。初心者から上級者まで幅広く楽しめる内容となっており、参加者が新たな挑戦やスキルの向上を楽しむ機会を提供します。

■パナ(ストリートサッカー)体験

体験時間 9:0016:00

場所 フットサルコート前

サッカー経験の有無に関わらず、大人も子供も楽しめるパナは、選手の家族や兄弟の方もご参加いただけます。パナは11で行うため、特に相手を尊重し、ルールを守る姿勢が求められ、他者への思いやりの心が育まれます。また、11で行うため、ドリブルで相手を抜こうと前向きに挑戦する気持ちを育みます。

■キックターゲット

体験時間 9:0016:00

場所 フットサルコート前

キックターゲットでは、参加者が的を狙ってボールを蹴ります。応援する側も、挑戦者の立場に立って共感することで、思いやりの心を育てることができます。たとえ失敗しても、応援することで励まし合い、共感の気持ちが深まります。また、「楽しい」「できた」を実体験し、夢や希望に向かって前向きに挑戦する気持ちを育みます。

 

【試合】

昨今の酷暑や出場枠変更に伴う試合数の増加を加味し、試合時間や飲水タイムを駆使して、子供たちに負担の少ない試合運営を務めます。

(参考資料28:試合形式

(参考資料31:8人戦公式ルール

(参考資料11:悪天時の対応について

(参考資料12:熱中症ガイドライン

 

【アフターマッチミーティング】

昨年度と同様に、アフターマッチミーティングでは試合をした両チームの選手や保護者、指導者だけでなく、当委員会メンバーが加わり、外部の視点でプレー内外の思いやりを提示・紹介することでグッドルーザーやフェアプレーの精神の醸成につなげます。また、その際にピッチ内外の見落とされがちな思いやりのある行動に対してグリーンカードを提示します。

 

【表彰式、閉会式】

グッドルーザー個人賞の選定理由を一人ひとり発表することで、他者に対する思いやりを再認識できるように努めます。

(参考資料29:表彰式及び閉会式概要

(参考資料30:表彰規定  

 

【アンケート】

選手用アンケートは、紙媒体で行い、その場で回収をしますが、保護者及び引率者用アンケートはGoogleフォームを活用します。

(審議対象資料1:選手用アンケート 保護者及び引率者用アンケート

 

■事業の検証について

本大会では、「相手や仲間を思いやり、勝っても負けても相手をたたえることができましたか」という設問に対し、90%以上の子どもが「できた」「少しできた」と回答し、フェアプレー精神の醸成が確実に図られたことが確認されました。また、「人のやさしさを感じ、他の人に感謝することはできましたか」でも90%以上が肯定的に答え、互いを思いやる心と感謝の気持ちが大会を通じて育まれたことが示されています。さらに、「この大会に参加してみて、自信を持つことはできましたか」の問いにおいても90%以上が「できた」「少しできた」と回答し、参加を通じて子どもたちの自尊心向上に寄与できたと評価できます。

 

■事業目的に達した点

選手たちは試合中、互いに声を掛け合い励まし合う姿勢を自然に見せ、相手チームやスタッフとも積極的な交流が生まれました。ブラインドサッカーやフットバックの体験では、多様な立場への理解と配慮が深まり、子ども同士の連帯感がより強まった様子がうかがえます。これらの成果は、アンケートの高い肯定回答率に裏打ちされ、大会の社会的・教育的意義が十分に発揮されたことを示しています。

 

■事業目的に達しなかった点:

保護者・引率者向けアンケートでは、子どもの成長実感(「できた/多少できた」82.5%)、他地域との交流実感(61.4%)、フェアプレー行動の確認(20.2%)、障がい者理解の変化(「変わった/少し変わった」38.5%)と低い結果でした。要因としては、保護者・引率者へのブラインドサッカー体験および試合後アフターマッチミーティングへの参加呼びかけが不十分だったことが挙げられます。次年度は、事前案内資料や当日のスタッフによる直接的な声掛けを強化し、保護者・引率者の体験参加機会を確実に設けることで理解と協力を深め、全関係者の参画を促進していただきたいです。

 

9.協議会との協働結果

10.成果目標

選手、保護者や引率者に当日アンケートを実施。結果を基に事業目的達成の検証を行います。

 

目標数値1

事業実施後その反響によっておこる目標数値

目標数値:選手用アンケートで相手や仲間を思いやり、勝っても負けても相手をたたえることができたとの回答率70%以上

      

目標数値2

事業実施後その反響によっておこる目標数値

目標数値:選手用アンケートで、ブラインドサッカー体験参加者のうち障がいがある方々に対する意識や考え方に変化はありましたかについて変わった、少し変わったとの回答率70%以上

11.成果目標の検証結果

成果目標1:勝敗に関わらず相手をたたえる思いやりの達成度

目標数値:回答率 70%以上

実績数値:「できた」:138

         「少しできた」:57

         合計該当者数:195名/198

         達成率:約98.5%

検証結果:目標値を大きく上回る結果となりました。参加選手のほぼ全員が、勝敗を超えた思いやりや称賛の姿勢を持って大会に臨んでいたことが明らかとなり、フェアプレー精神の醸成という目的に対する高い効果が証明されました。

 

成果目標2:障がいのある方々への意識変化

目標数値:回答率 70%以上

実績数値:「変わった」:136

         「少し変わった」:53

合計該当者数:189名/198名(※体験未実施者9名除外)

達成率:約95.4%

検証結果:こちらも目標を大幅に超えて達成。ブラインドサッカー体験を通じて、障がいのある方々への理解・共感・視点の変化が広く見られました。「声をかける大切さ」「普段の生活の大変さ」など、実体験から得られた気づきが行動や意識の変化として表れています。

12.対象者及び参加員数

   (結果)

(対内)

公益社団法人日本青年会議所 北陸信越地区 新潟ブロック協議会

LOM理事長3名及び専務理事3

新潟ブロック協議会役員9

Next Generation委員会メンバー(運営)

(対外)

新潟県内少年サッカー16チーム

11歳以下の男女児童(小学5年生を中心)217人、保護者、関係者

13.広報戦略

01

広報審査シート

02

・新潟ブロック協議会所属LOMを通じて、参加チーム募集する。

・新潟県サッカー協会を通じて、参加チームを募集する。

JCカップ公式HPの一括告知に掲載し、参加チームを募集する。

・オンド株式会社様を通じて、新潟県内のメディアに取材を依頼する。

(参考資料32:プレスリリース送付先

(参考資料33:オンド株式会社様法人概要

14.次年度への提言

■事業構築について

・事業当日、統一された服装ではなかったため子どもたちや保護者、チーム関係者の方がどの方がスタッフなのかわからなくなることがあったため、スタッフはビブスの着用が必要である。

・アフターマッチミーティングでは、試合後アンケートの記入場所と時間が不足している現状を踏まえ、各テーマについてチーム代表者が口頭で発表する形式を導入したほうが良い。

・開会式の際に、チームプラカードを持っているチームと持っていないチームがあり統一感がなかったため、事前連絡をする際にプラカードを持参する旨を伝える必要がある。

・ブラインドサッカー体験の時間設定で協会側が休憩する時間がなかったので時間設定を事前に休憩できる時間設定が必要である。

・アンケートに記されていた(記載)という意味が子どもたちの中に理解できていない子がいたため、わかりやすく(書いてある)などに変更する必要がある。

・ブラインドサッカー体験はこちらの割り振りではなく先方に事前連絡にて何時からの枠がいいかヒヤリングする必要があると感じた。チームによっては決勝戦前の重要な局面にアトラクション参加チームもいたため事前に決めたスケジュールで参加していただくことが必要である。また、参加必須とするのであれば予備枠を十分用意する必要がある。

・グリーンカード提示に対し、極一部のチームトレーナーが選手に対して茶化す場面が見られたため、コーチにもグリーンカードの意味を浸透させる必要がある。

・選手・講師含め昼食時間をちゃんと用意させる必要があります。チームによっては20分しかないチームもあったので運営含め最低でも30分程度は休憩時間を入れる必要がある。

 

■ブランド戦略及び事前広報について

・ブロック役員27名、各LOM理事長21名、各LOM専務21名の出席を議案に記載しましたが、当日来られたのは15名に留まりました。新潟ブロック協議会と各LOMの連携を図るべく、体制の見直し等が必要と考える。

・プレスリリースを423日と521日の2度に分けて行いましたが、取材はありませんでした。事後にメディア連携で外部協力していただいた株式会社オンド様経由で配信先に確認してもらったところ、報道局から、端的に課題を伝えられることと動画映えすることが必要と回答いただきました。日本からのプレス資料だけでなく独自性を組み込むことで従来のサッカー大会と違いや意義を提示する必要がある。

 

■事業当日について

・午前8時の時点で気温が24℃以上28℃未満の熱中症予防運動指針の示す値が注意に相当する環境であったため、開会式及び閉会式は日陰にて実施する必要がある。

・開催地である聖籠町町長への参加依頼を失念したため、次年度以降は開催地町長(新潟市の場合は市長)への参加依頼の必要がある。

・前後半終わり引き分けだった場合、じゃんけんにて勝敗を決定していたが延長戦無しのPK戦にて勝敗を決める方法を導入したほうが良い。

・アフターマッチミーティング時にスタッフ側と選手側で温度差があったため、応援サポーターは当日、事前にチームのテントに行き挨拶など選手とコミュニケーションをとる必要がある。

・各コートでボールがコート外に出た際に選手がボールを拾いに行き時間ロスがあったためボールボーイを各ゴール裏に最低一人は配置する必要がある。

・決勝戦は手の空いているスタッフで両チームを応援してあげることが必要と考える。

・エキシビジョンマッチは前後半10分ハーフで行っていたが、様々なチームと交流してもらうためにも101セットで組み合わせる必要があると考える。

・音響設備、CDBluetoothなど会場に合わせた音響準備が必要なため講師に必要備品等の事前確認が必要である。

15.前回の上程より、

ブラッシュアップした点

(上記の表以外に補足的な説明があれば、簡潔に記載)

 

 

16.

決算総額

700,000-

事業収支決算報告書へ

17.

引用著作物の有無

コンプライアンス確認番号

C25-724-425S-04K

コンプライアンス受付表

コンプライアンスチェックシート

講師等出演依頼承諾書(石田太志)

講師等出演依頼承諾書(ブラインドサッカー協会)

講師等出演依頼承諾書(菅井千尋)

著作物報告書(要項、フリー素材)

承諾書(要項、アルビレッジ)

承諾書(要項、石田太志)

承諾書(要項、ブラインドサッカー協会)

承諾書(要項、新潟style)

18.

対外配布資料の有無

公益性の有無

公益確認番号

724-21K-0425S-K1-15

19.審議対象資料

20.参考資料

1)

大会後アンケート結果(子供用集計 保護者集計)

1)

基本方針 年間事業フレーム

2)

アフターマッチミーティング結果(集計)

2)

次年度への引継事項 

3)

承諾書(石田太志様)

3)

事業計画書

4)

承諾書(新潟県ブラインドサッカー協会様)

4)

背景根拠(高学年期の課題共生社会)

5)

承諾書(菅井千尋様)

5)

大会テーマコンセプト

6)

応援サポーター記入シート

6)

実施組織体系

7

アトラクションについて

7)

グッドルーザーの精神

 

 

8)

ブラインドサッカー基礎知識について

 

 

9)

運営マニュアル

 

 

10)

会場レイアウト

 

 

11)

悪天時の対応について

 

 

12)

熱中症ガイドライン

 

 

13)

株式会社ingrow様法人概要

 

 

14)

アフターマッチミーティング概要

 

 

15)

著作物報告書(要項、フリー素材)

 

 

16)

承諾書(要項、アルビレッジ)

 

 

17)

承諾書(要項、石田太志)

 

 

18)

承諾書(要項、ブラインドサッカー協会)

 

 

19)

承諾書(要項、新潟style)

 

 

20)

コンプライアンス受付表

 

 

21)

コンプライアンスチェックシート

 

 

22)

グリーンカードについて

 

 

23)

ブランド戦略シート

 

 

24)

新潟style様団体概要

 

 

25)

石田太志様プロフィール

 

 

26)

フットバッグの基礎知識

 

 

27)

フリースタイルフットボール及びパナ(ストリートサッカー)の基礎知識

 

 

28)

試合形式

 

 

29)

表彰式及び閉会式概要

 

 

30)

表彰規定

 

 

31

8人制公式ルール

 

 

32)

プレスリリース送付先

 

 

33)

オンド株式会社様法人概要

 

前回までの流れ(意見と対応)

 

8回財政局会議

 

開催日

2025

8

1

(金曜日)

審議

 

 

意見1:

対応1:

 

 

8回役員会議

 

開催日

2025

8

8

(金曜日)

審議

 

意見1:

 

対応1:

 

 

 

8回会員会議所会議

 

開催日

2025

8

22

(金曜日)

審議

 

意見1:

 

対応1:

 

 

●議案上程スケジュール

 

 

 

事業計画 ・ 予算

 

事業報告 ・ 決算

 

回数

諸会議名

開催日時

議事

 

回数

諸会議名

開催日時

議事

3

財政局会議

202537 日

協議

8

財政局会議

202581 日

審議

3

役員会議

2025318

協議

8

役員会議

202588 日

審議

3

会員会議所会議

2025329

協議

8

会員会議所会議

2025822

審議

4

財政局会議

202544 日

審議

4

役員会議

2025411

審議

4

会員会議所会議

2025421

審議